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●実車と製品について |
キハ40系は、当時老朽化しつつあったキハ10系ディーゼルカーの後継車として国鉄が開発した一般形ディーゼルカーで、1977年より登場しました。 それまでの一般形ディーゼルカーと異なり裾を絞った幅広の車体に、キハ66・67形に準じた高運転台による貫通扉窓と前面窓に上下差がある前頭形状を採用するなど、居住性と安全性の向上が図られました。 単行運用が可能な両運転台と片側だけ運転台がある車両に、各地域の気候に合わせた仕様や、トイレ有無など様々な番代区分が誕生しました。 キハ47形は片運転台の両開きドアを持つ車両で、暖地向けのトイレ付は0番代、トイレなしは1000番代に区分され、当初は首都圏色と呼ばれる朱色5号1色の姿となっていました。 広島支社に所属するのキハ40系含むローカル用のディーゼルカーは1990年代より黄色にクリームとグレーの帯の姿に順次変更され、俗に「広島色」と呼ばれました。 片運転台車両により、キハ47形同士背中合わせに連結されたり、両運転台車のキハ40形2000番代車などと連結されながら、広島色を纏う車両は可部線や山陽、山陰本線の西側を中心に運用され、現在も更新されながら活躍を続けています。 |
●製品の特徴 |
◆キハ47形を黄色とクリームにグレーの帯の広島色で再現 ◆トイレ付の0番代が動力車、トイレなしの1000番代はトレーラー車の2両セット ◆側面の車外スピーカーは選択式で、付属のエッチングパーツを取付けることで再現可能 ◆側面中央辺りの窓下にあるサボ受け表現を新規に再現 ◆床下はオリジナルのDMF15形エンジンの形態で再現 ◆前面表示部は交換式で印刷済みパーツ「普通(紺地)・快速」を付属 ◆側面表示灯はクリアパーツで取付済み ◆車番は選択式で転写シート付属 ◆一部表記やJRマークは印刷済み ◆ヘッド・テールライトはON-OFFスイッチ付 ◆ヘッドライトは電球色LED、テールライトは赤色LED、前面表示部は白色LEDによる点灯 ◆後方時や連結面間の運転室内が点灯する運転室室内灯装備 ◆運転室室内灯はスイッチの切替により、運転台が中間に入った時のヘッド・テールライト、前面表示部非点灯状態で運転室室内だけの点灯も可能 ◆密自形TNカプラー標準装備 ◆フライホイール付モーター搭載 ◆最小半径R490通過可能(S字形の線形を除く) |
●その他・備考 |
◆セット内容: キハ47 (M) + キハ47 (T) |
トミックス HOゲージ鉄道模型